Scidも導入
厳密にはScid vs. PCを苦労して導入しました。
Scidは、Chessmasterを買う前にチェスのソフトを探していた際に色々とWebなどを見ていたので存在は知ってましたが導入でちょっと苦労するらしいことや、データベースはまだいいやという考えで当初はスルーしてました。
が、反省戦をやる上で、ChessmasterでもAnalysisの機能はあるんですが、使い勝手その他でちょっとScidも、ということで。
Scid vs. PCはScidの発展形みたいな形で厳密には別物です。
Scidのまとめや2chみたいな掲示板の過去ログにある通り、言語関係の設定でつまづきます。過去ログにある「何行目から何行目」、あるいは「文字列のこの部分からこの部分」というのはもう情報が古くて参考になりません。
この問題の設定ファイル(16万行超え)をエディタで開いて、何度もタテにざーっとスクロールさせながら見ているとわかるんですが、基本的に英語以外の言語について、いくつもの言語についての設定情報はほぼ同じ記述パターンになっているので、その構造を見抜くとどこからどこまでを消せばいいのかすぐにわかります。
Webにもマニュアルはありますがちょっとこれだけ読んでもよくわかりません。Youtubeにチュートリアルがいくつもあがっているので、その辺を参考にせざるを得ません。
データベースをどうするかとか、色々とTipsというか悩みどころが出てくると思いますが、とりあえず自分の棋譜(Chessmasterで対戦したものなど)を読み込ませてAnalysisにかけるとどういう分岐がありえたのかとか、ささっと出してくれるのでこれを見るだけでも自分の見落としとかがわかって便利です。
チェス用のPCソフト Chessmaster の紹介
チェスを始めて3週間強、今ではネット対戦デビューも果たしていますが、いきなり対人とはいきません。
最初iOSのアプリも使ってましたが、PCのソフトをすぐに買いました。
色々と調べるとFritzとChessmasterが二強のようです。日本チェス協会でもFritzを販売していますがかなり高価で、amazonだとどちらも数千円です。
![Chessmaster XI: Grandmaster Edition (輸入版) Chessmaster XI: Grandmaster Edition (輸入版)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51oUIkUkCnL._SL160_.jpg)
Chessmaster XI: Grandmaster Edition (輸入版)
- 出版社/メーカー: Ubi Soft
- メディア: DVD-ROM
- 購入: 1人 クリック: 4回
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私が調べた範囲では、Fritzはとにかくプロでも使うような賢いヤツ、一方で少なくとも初心者にとっては圧倒的にChessmasterが良いということのようです。amazonのレビューにもその手のことを書いている方がいますが、(そのうち書きますがチェスのオンラインでの対戦で有名なサイトの)chess.comでもよくこの2つを比較した記事が出ていて、やはりビギナーならChessmasterという意見が多いようです。
このChessmaster、チェスの翻訳をされている水野さんがレビューの記事を書かれていますが、他に日本語での情報があまり見当たらないので簡単に書きます。
(実はとても色々な機能、コンテンツを提供してくれるソフトなのでまだその全容はつかんでいませんが)
このChessmaster、amazonのレビューを見ると「フランス語の説明書が!」みたいなレビューが出ていて、私が買ったものも確かに(フランス語なのかどうかは知りませんが)英語ではない言語でした。
ただ、インストール時にEnglishと(一部文字化けしてましたがおそらく)Frenchでまず選択できて、ここでEnglishを選択しておくと、ソフトウェアのメニューもマニュアルも全て英語になります。ですから、少なくとも「説明書がフラ語」ってところでビビる必要はありません。
ちょっと古い(2007年)ところを気にされる方がいるかもしれませんが、メーカーがパッチみたいなものを公開していて、これも、手動でとりにいかなくてもソフトウェア起動時に毎回チェックしている感じです。
私のPCは結構古いPCですが問題なくさくさくと動いております。水野さんが3D表示はきついと書かれてますが(私のPCはかなり古いですが)さくさくと動いており、メモリあたりが原因かと思われます(水野さん1G、私4G)。
この Chessmaster がかなり気に入っているのでおいおいと(特に初心者にとって便利なことを)書いていきます。
チェスを始めたこと
ふとしたことからチェスを始めました。
なんとなく誰かこれから始める人の役に立つことがあるかもしれないし、たまにメモ代わりにチェス関連での色々なことを書いておこうかという趣旨です。
ともあれ、最初に読んだ本、正確には今も途中なのですが最初に手を付けたのはこちらの本です。
著者はイギリス人のGMです。
チェスについては国内のプレイヤーの数は限られている(結果、日本語の本も限られる)ということもありますが、洋書の中で、アマゾンでレビューがある程度ついていて且つ評価が高め、そして初心者を対象にしていてKindle化されているという観点でこの本を選びました。
本の前書きの中でも、読者に予備知識は問わないこと、いきなり難しいことに飛ぶようなことはないといったことが書かれていて好感が持てます。もちろん、駒の動かし方から始まります。
今ちょうど本の真ん中あたりですが、演習問題は結構難しくて解けないものも多いです。演習問題も実際に高レベルなプレイヤー同士の対戦で出てきた棋譜から出題されています。
チェスの初心者としてはその内容の良し悪しは判断しづらい部分もありますが、順序立てて一から教えてくれる良書だと思います。